12.入力ゲイン調整

ほとんどのビデオカメラのオーディオ入力と、ステレオオーディオレコーダでは、オーディオ入力のゲインコントロールができます。オーディオ入力のゲインコントロールは重要ですので、完全に理解してください。

私の好きなサウンドビデオのトップ8に入る列車の録音を行った時、最初はH1の入力ゲインを約60(最大が100)まで下げました。最初の列車が通り過ぎると、音が完全に歪んでいたのです。マイクのデザインをまったくやり直さないとダメだと思いました。その歪がレコーダで起きていて、マイクで起きているのではないことに気が付くまでは、そう思っていました。
入力ゲインを30に下げ、次の列車が通り過ぎるのを録音しました。列車は通り過ぎる時に警笛を鳴らしたため、耳が痛く感じられました。それで、マイクは間違いなく歪んでいると思いました。しかし、録音はクリアで歪んではいませんでした。そして、最終的にこの2番目の列車の録画をビデオとして採用したのです。

屋外で録音する際には、必ずオーディオ信号レベルを見なければなりません。特に、大きな音を録音しようとする時は、必ずそうして下さい。大きな音を録音できるところまで入力ゲインを下げてください。
最終的な音量については、後で調整できますから、気にすることはありません。入力ゲインを十分に下げないと、最終の作品により多くの雑音が生じることになります。このことは覚えておくべき唯一の重要なことです。

まとめると、レコーダのプリアンプが歪まない範囲で、録音信号をできるだけ大きくするように入力ゲインを調整してください。
最も大きい音に対して理想的な入力ボリューム位置を見つけ、それよりも数ポイントゲインを下げてください。

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