15.風の強い場所での取り扱い

風はバイノーラルにとって大きな問題です。
風がマイクカプセルにあたると、特に低い周波数帯域で、あらゆる種類の好ましくない雑音を発生します。この風の問題に対して、完璧に対処できる武器が2つあります。

1つ目は、低域ロールオフ・フィルタです。これについては、すでに説明しました。わずかな風がある時でも、雑音を未然に防ぐために、フィルタを入れておきます。

2つ目の武器は、ペアのWindy Space Muffsです。
風防カメラ付き
これらの風防は、風速が遅い時には風音をすべて消しますし、風速が早い時には完全にリアルな音にしてくれます。
そして、さらに風の音をいかすために、あるビデオでは、風の低音を引き出す60~80Hzの帯域を、EQでブーストしました。
風防はFree Spaceへの風の影響に対する究極の方法ですので、どのような屋外録音でも用意しておかねばなりません。

<< 前の項目へ  次の項目へ >>
User Guide一覧へ